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ジャネット・ジャクソン5年ぶりの来日公演 Kアリーナライブレポート

2024.3.22

スペシャルゲストにTLCが登場。

前回の日本武道館から5年ぶりとなる来日公演となったジャネット。
場所を横浜に移し、日本公演のみのスペシャルゲストとして久しぶりの来日となるTLCと共に最高のステージを見せてくれた。

まずTLCが登場しデビュー曲の「AIN’T 2 PROUD 2 BEG」からスタート!
続いて「BABY BABY BABY」、セカンドアルバム「CRAZY SEXY COOL」リリースから
今年30周年ということもあり「RED LIGHT SPECIAL」へと続き、「UNPRETTY」
「CREEP」「DIGGIN ON YOU」「NO SCRUBS」「WATERFALLS」往年のヒット曲をわかりやすく、曲ごとにアルバムのカラーでステージをライティングして歌ってくれた。
ハスキーボイスのT-BOZに可愛らしい声のCHILLIが絶妙に掛け合いする、あの頃と全く変わらない2人に今は亡きLEFTEYEのパートもそのまま残されていて、まるで3人でステージにいるようだった。またヘアスタイルも前髪長めボブのT-BOZに黒髪ロングのCHILLIだったのも嬉しい。
途中CHILLIがトークをしたり、最近はやりのAFROBEATSをかけて会場を盛り上げてくれたりした反面、あくまでCOOLなT-BOZらしさも印象的だ。
1曲1曲を大事に歌うT-BOZとCHILLI、現在は2人だがLEFTEYEがいないことを感じさせない最高のパフォーマンスを見せてくれた。
こんなにも凝縮してヒット曲を歌ってくれるなんて思ってもみなかったし約1時間のステージだったがスペシャルゲストとは思えない内容の濃さだった。

そしていよいよジャネットの登場。
「50YEARS OF ME」=私の50年というメッセージから今までのジャネットの歴史を映し出したあと、フューシャ色のマントを羽織って長いロングヘアーをポニーテールにしていて、前回の武道館のときのアフロヘアと違った装いで登場。
テンポのいい曲調が続き、Q-TIPをフィーチャリングした「GOT ’TIL IT’S GONE」から
「THAT’S THE WAY LOVE GOES」と「LET’S WAIT AWHILE」「AGAIN」と続いたこのラインナップの歌声に感動し、号泣してしまった。やはり生のジャネットの声は何度聞いてもすばらしい。その後も「ANYTIME,ANYPLACE」「I GET LONERY」「ALL FOR YOU」「ESCAPADE」マイケルとの曲「SCREME」、この曲も欠かせない「RHYTHM NATION」そしてラストはこのツアーのタイトルにもなっている「TOGETHER AGAIN」で締めくくられた。往年のヒット曲を連発し全体的に激しいダンスはなかったが所々でダンスの見せ所は押さえていて、ジャネット=ダンスも健在。オーディエンスも更に盛り上がる場面だった。特に椅子を使ったダンサーとの絡みは大いに盛り上がった。
また所々で笑うジャネット(よく曲の中にも出てくる)がとてつもなく可愛いくてたっぷり密なラインナップは、ほぼヒット曲を聴けたこととパフォーマンスに大満足だった。
個人的には前回の武道館も最高だったが、より何倍もの満足感を感じた。
5年ぶりとなる来日公演だったが、年齢を重ねてもその時の良さがあることを教えてくれたジャネットらしさと歌声に魅了されっぱなしの圧巻の2時間だった。

まとめ

ジャネット、TLCは最高。
会場には老若男女問わず、様々な人が来ていたがジャネット、TLCが大好きな気持ちが一体となり大いに盛り上がった。
こんなに同じアーティストが好きな人と共に一体感を感じれるなんてと改めてライヴの良さを実感した。
特に生演奏で聴く歌声は、声質の安定感はもちろんだが曲の音も耳に心地よく入ってくる。胸に響く音も格別で感動しないわけがない。
また好きなアーティストが来日する際はライヴで見たいと強く思った。
ぜひ皆さんも好きなアーティストがいたらライヴに行ってみてはいかがだろうか。