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初心者サーファー必見!千葉南のおすすめサーフポイント「平砂浦」

2024.3.20

移住者が集まる自然の魅力が詰まった全長5kmのサーフポイント

今回は、筆者もよくサーフィンで訪れるサーフポイント「平砂浦」についてサーフィン始めたての初心者、訪れたことがない方に向けてポイントの紹介をしていく。

平砂浦という名前の通り、広いビーチとボトムサンドが特徴のサーフポイントで、このエリアの中でも、代表的なポイントであるファミリーパーク前(RECAMP館山前)や南パラ前などを含めて細かいポイントが複数存在する。
基本的にはボトムサンドだが、クラシカルな岩礁リーフポイントの「トモエ」が唯一リーフポイントである。

ビーチの向きは南から南西に向いており、千葉南では唯一と言える北東風がオフショアとなり、全長5kmのビーチは湾曲しているため、北西から東まで場所を選べば幅広い場所でファンサーフができるのも魅力。

ビーチは遠浅でうねりと風の向きは湘南の波状況と酷似しているため、YOU TUBEなどに載っている鵠沼のライブカメラなどは波予想の際に良い判断材料になるので参考にしていただきたい。

基本的には初心者向きの緩やかな波質が特徴だが、台風や爆弾低気圧が接近している場合、頭オーバー〜頭半になり、ワイドでチュービーな波になるため、無理はしないで内房エリアに避難することをお勧めする。

海水温は千葉南の中でも特に高く温暖な気候であることが一番わかるポイントであり、千倉や千歳などは南西風が強く吹くと水温が下がる一方で、平砂浦の水温が変わらないのは嬉しい。

伊豆大島が見え、富士山が見えるロケーションの平砂浦は、駐車場からビーチまでの国定公園も砂丘と自然のバランスが美しく、南国漂う草木が生い茂る自然を抜けた先にビーチがあることから、サーファーの間でもお気に入りのポイントであることが多い。

さらに、ローカル色がそこまで強くないことから初心者や移住者、県外サーファーにとっては行きやすいポイントであることは間違いない。
ただし夏場はフィッシャーも多いのでトラブルにならないよう譲り合って楽しもう。

駐車場料金は、ほとんど1,000円(2024年3月現在)で現金のみのところが多い。歩いたところに飲食店やコンビニはほぼないので、事前に買い物したりお金は下ろしておくことをお勧めする。

いかがだっただろうか。
ビジターや初心者がサーフポイントを選ぶ時にどうしても気になるローカル色の強さだが、平砂浦は移住者も多く、ゆったりとした人が多い。

この夏に向けてぜひ、行っていただきたいおすすめポイントだ。