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HIPHOPシーンとティンバーランド、通称イエローヌバックの関係

2024.3.15

HIPHOPシーンで定番の地位を確立したアイテム

昨年ティンバーランドのイエローブーツ誕生50周年を迎え、同時にHIPHOP生誕50年もあり限定モデルなど様々な新作が発売された。
50周年記念モデルからイエローブーツのカラーバージョンなどティンバーランド好きにはたまらないラインナップだ。
最近それと共に通称「イエローヌバック」の人気が高まり、若い世代が履いている姿をよく見かけるようになった。
今回は人気が再熱している「イエローヌバック」とHIPHOPシーンの関係にフューチャーしてみる。

90年代後半から2000年代前半にかけて、HIPHOPの黄金期に海外アーティスト(特に東海岸のアーティスト)がこぞって履いていたのが通称「イエローヌバック」だ。
これを期に世界中で人気が高まりティンバーランドの名が広まったと言っても過言ではない。
日本でも当時は、ダボダボのジーンズを裾をダブダブにしてイエローヌバックを合わせるスタイルが大流行した。TOPSにはNFLのジャージやラルフローレンのボタンダウンシャツなどをこれまたダボダボに着て、ニューエラーのCAPを合わせるというコーディネートをしたメンズたちがたくさんいたのを思い出す。
女の子たちもイエローヌバックを履く子もいたが、細身のデニムをインしてロングタイプやウエッジソールタイプを好む子も多かった。

その後HIPHOPシーンでも定番として所持はしている人もいたがスニーカーブームの到来などがあり、一旦落ち着きを見せたが、イエローブーツ誕生50周年を迎え人気の再熱を受けいろいろな有名ブランドがイエローブーツとのコラボレーションを発表している。
特に2024年に発表されたルイヴィトンとのコラボは注目だ。
メンズのディレクターとしてファレル・ウイリアムズがアレンジを加えたコレクションがイエローブーツの良さを残しつつ、さりげなくシュータンの裏や履き口にモノグラムを入れてある辺りがイエローブーツへのリスペクトを感じた。

まとめ

このようにHIPHOPシーンでイエローヌバックは定番であり、コーディネートにも欠かせないアイテムである。主張が強いようで癖の強いアイテムが多いHIPHOPな着こなしにも決まるアイテムとしてなくてはならないシューズである。